今回の記事は、元看護学生&看護師である私が執筆した体験談に基づくノウハウとなります。
まず今回の記事に入る前に私のことを簡単に紹介しておくと、「とにかくグループワークが苦手な看護学生」です。
この記事を読んでいるそこの貴方……ひょっとすると、貴方もそうではありませんか?
・グループワークや演習、実習など、「何人かで同じ課題に取り組む」系が苦手。
・特に実習は、四六時中強制的にグループワークが発動するから、余計にキツい。
私だ。
でも大丈夫。
今回の記事には、「私みたいなタイプでも、実習を戦い抜くことが出来る方法」を載せていきます。
実習に不安のある方、コミュニケーション能力が心配な方は必見。
実習はチーム戦
個人で努力することはもちろん大事なのだけど、
長い期間行動を共にするため、最低限のコミュニケーションは取れないと自分がしんどくなる。
実習について思ったことや、記録の書き方などをシェアするためにも、
コミュニケーションはとった方がいい。
とはいえ、「コミュ力低すぎて無理」という人もいるかもしれない。
だがここで意識したいのは、「コミュニケーションというのは何も自分がベラベラ喋るだけものではない」ということである。
聞き手に回ったり、リアクションだけでも参加して、とりあえず頷いたり笑ったりすることで築けるものもある。
仲良しにならなくても良い。
ただ、自分が傷つきたくないために、自分から壁を作ったり、必要以上に気を使うことまですることもない。
「自分が思う理想のコミュニケーション」を取れていないからといって、絶望することもない。
「自分の納得」のためにコミュニケーションをしているなら話は別だが。
実習期間中はみんなが不安
それに、実習期間中はみんな不安である。
味方は多い方がいい、話せる相手が一人でも欲しい、というのは多くの人の共通の想いだと思う。
ちなみに私は、実習が本格的に始まるまでの2年以上、演習やグループワークで全く馴染めなかった。
「早く終われ」としか思っていない人間だった。グループワークが4週連続ある授業なんかは、すけ
そんな人間でも、実習でコミュニケーションに関する意識を変え、ある程度馴染めるとこらまでは至れた。
私は自分のコミュ力の低さを知っている。
そんな私でも一応は出来たのだから、私よりもコミュ力がマシな貴方ならもっとその確率は高いはず。
……という、私だからこそのエールを送ってこの記事を締めたいと思う。
嫌われたくないなら、嫌われないように、好かれるように動けばいい。
自分も喋りたいなら、話題をストックしておけばいい。
その場にいれるだけでいいなら、頷いたり笑ったりするだけでもいい。
一歩踏み出す必要はない。
ただ、その場で足の向きをメンバーへ真っ直ぐ向けて、優しく真摯な会話ができれば、
少なくとも貴方発の問題は激減する。
それでも問題が起こるなら、それは相手側に原因がある可能性が高い。
ちなみに
「気の利いた一言を言おう」
「卑下しよう」
「相手をイジろう」
は本当にやめた方がいい。
失敗するし気を使わせるので。
ソースは私。
また、人を攻撃したり、冷笑するのは特に最悪。
例え相手本人への攻撃でなくても、「この人は陰口を叩く人なんだ」と認識されると、
「ということは、自分が居ない時にも同じように陰口を叩かれてるかも」と警戒させ、敬遠される恐れがある。
とにかく、マイナスなオーラを出さない。ポジティブである必要はないが、ネガティブである必要もない。
とにかく平和に、安全に、穏やかに。
そして、真っ直ぐ、優しく、丁寧に関わることが大事。
私はお笑いが好きで、人をイジったりする癖があった。それは私なりのコミュニケーションなのだけど、相手からするとそうではない場合もある。
相手を尊重したコミュニケーション。これをすべし。
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