看護実習における「記録」は、出来るメンバーや参考書のフォーマットを真似せよ

看護師

みなさんこんにちはこんばんは、第107回看護師国家試験合格者であり、誰よりも悪戦苦闘しながら看護学生時代を生き抜いた男、雨崎です。

今回の記事は、「看護実習」を戦い抜くための、つまりへ体験談に基づくノウハウである。

未来の看護師たちよ、ぜひこの記事を読んで参考にしてもらいたい。

看護実習の記録を真似せよ

看護実習あるある、「記録が多すぎる」「記録の書き方がわからない」。私もよく悩んだものだ。

いや、悩むだけならいい。提出するたびに怒涛の「直し」を食らう。これがとにかく心が折れた。

今振り返れば「まあ、そらやり直し食らうわな」というクオリティの記録だったが、当時は「どうすればいいんだ?」と思考は泥沼。

要領を得ていないから、直し方もわからないのである。グループのメンバーともうまくやれていない時だったから、人にもうまくたずねられない。

同じような悩みを抱えている看護学生も少なくないのでは。

しかし、この問題の対策は至ってシンプルだ。

領域実習が始まったら、早い段階で「出来るメンバー」や、それ用の参考書から、看護記録の型(フォーマット)を真似せよ。
フォーマットとはつまり、「書き方」。

こういう流れで、こういう文体で書くんだ、ということを早い段階で真似る。

自分のやり方に固執しても迷走するだけ。
というかそもそも看護学生に「自分のやり方」も何もない。

もし迷走が始まったら、思い切って新しい用紙をもらって0からやり直した方が良い場合もある。
せっかくいっぱい書いたのにもったいない、と思うかもしれないが、
そのまま迷走し続けて落単の危機になる方がよっぽどやばいので、
さっさと切り替えていくべき。

一方で、記録のフォーマットを体得すれば、それ以外の実習でも流用できる。

そして、集めた情報やアセスメントを、その型に沿って当てはめていくだけでいいので記録がとても安定する。

看護実習期間中、睡眠時間を奪う大きな原因「看護記録」。
ただ、私が学生だった頃は上記の方法で早々に型を固められたことが功を奏し、記録で悩むことは少なかった。

あと、記録を後回しにすると精神的に良くなさすぎるので、家に帰る前に出来る限り終わらせていた。
こんなものを丸々抱えて沈むわけにはいかない。
実習中に出来るところはやった。

記録で悩むグループのメンバーとも積極的に見せ合った。
実習はチーム戦。一人で立ち向かうのはめちゃくちゃしんどい相手。
「グループ内の全員と友達になれ」……というのはハードルが高いが、
コミュニケーションが取れるようにはしておきたい。

ちなみに「担当教員によって看護記録の書き方を微妙に変えなければならない」という声もある。
私の時も、他の実習ではOKだった表現が、この実習ではなぜか使えない、ということがあった。
そこはさっさと変えた方がいい。
実習ごとにやり方が異なるのは賛否があると思うが(というか実習生からすると「否」しかないかもしれないが)、
全てを統一するのは難しいのだろうという事情もわかる。

看護記録が上手くなると

先生に記録を見てもらうのが少し楽しくなる。
「どれだけ直しが少ないかな」とか「突っ込まれる箇所は減るかな」といった感じで。
記録が上手くなると他の部分にリソースをあてられるため、より知識は深まりやすくなり、メンタルにも余裕ができる。

「勉強ができる自分」を体感することで、自分に自信を持つこともできる。

ちなみに私は頭は悪いが、それでもそういう自信が身についたりした。なんなら、そのグループにおいて「ちょっと頭が良いポジション」を獲得できたりもした。そういうのはなんだかんだ嬉しいものである。

いい事づくめなので、ぜひ「記録のフォーマット」を真似して欲しい。

 

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