▲「何らかの手違いで病院実習が中止になり、その上で単位だけ貰えないかな」と考えている時の私
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こんにちはこんばんは、雨崎です。
みなさんご機嫌いかがでしょうか。
私は一年前に寄った店で見かけた可愛い猫のエプロンを、
一年越しに今日買おうと店に寄ったらエプロンコーナーごと無くなってて絶望していたところです。

猫エプロンはどこに消えたんですか?
看護実習でメンタルが限界になった四つの要因
私は兵庫県にあるとある大学の、とある看護学科で看護師資格を取りました。
看護師資格を取る上で一番キツかったのが、なんと言っても「看護実習」。
特に、領域実習で私は凄まじいダメージを受けました。

きつすぎて、毎晩X(旧Twitter)で
「実習 辛い」
「実習 行きたくない」
で鬼検索して、出てきた看護学生の投稿に勝手に共感したりしてました
というわけで、今回の記事では「私がどのような経緯でメンタルが限界になったのか」を体験談的に掲載し、
その原因となった要素を確認した上で反面教師にしてもらいたい…という内容です。
看護実習でしんどくなった要因まとめ
①グループに馴染めていない
②記録の書き方や看護技術も要領を得ていない
③「こなす」「しのぐ」ことを目的としていた
④指導者を怖がり過ぎた
/ 休みます \
とまあ、大体上記の要因により、私はその後の領域実習を休みがちになり、落とすことになる。
私は大学の看護科で、三年時に看護実習があるのだが、
三年時に受けた領域実習の半分を落としたため、
四年時に下級生に混ざる形で落とした単位を取り直すこととなった。
その際は、上記の要因を見つめなおし、いくらか改善して実習に臨むことが出来た。
それでは、一つずつ要因を見つめていく。
要因①グループに馴染めていない
まずこれがキツい。
半年間通しで行われる領域実習において、グループのメンバーはほとんど固定となる。
つまり、グループの人間関係にある程度馴染むことは必須条件。
友達ほどではなくても、最低限のコミュニケーションは出来ないと厳しい。
…
…
…
はい。
全く馴染めませんでした。
/ 同じ日本語なのに \
私はコミュニケーション能力に難があり過ぎて、猗窩座から「その会話スキル……コミュ障の領域に近い」と言われたことがあるのですが、
当時はどこを治せばいいのかもわかっていなかった。
その一年後、再び領域実習に参加する際は以下の点に注意することで、かなりスムーズに実習を送れました。
- 喋るだけが「コミュニケーション」ではない
喋るのが得意でなくても、聞く側に回ってリアクションをとったり、相槌を打ったり、笑ったり、挨拶をするだけでも、相手に「交流の意思」は伝わる。
だから、メンバー間の話は出来るだけ体勢ごと向けて聞いておこう。
/ とりあえずニコニコしとけ \
要因② 記録の書き方も要領を得ていない
とにかく記録が下手。
どう書けばいいかわかってない。
フォーマットが確立していない。
グループに馴染めていないから、「ここ、どう書いてる?」という当たり前の質問が出来ない。
記録を全体で見れていないから、直せば直すほどチグハグになっていく。
思い切って書き直しすればいいものを。

この沼にハマってる人は結構いそう
これの治し方はシンプル。
参考書または「出来る友達」から、記録のフォーマットを真似ること。
つまりは「どういう形式で書くか」を安定させること。
一度型として確立させてしまえば、他の実習でも情報を入れ替えるだけで汎用的に使うことができる。
記録が安定すると、自分の中での情報整理も進みやすくなる。
とにかく、出来る人や参考書から「書き方」を真似ること。
これが最重要。
記録の書き方が安定すると本当に実習が楽になるのでおすすめ。
/ ウチらも応援してるさかい \
要因③ なんとか「こなす」「しのぐ」ことを目的としていた
この意識がある方、今すぐそれを捨て去ってほしい。
この意識があるとマジで何にもならない。
確かに実習はしんどいので、ついつい時計を見ながら「なんとかして時間を消化しなければ」という意識になりがち。
しかし、しのぐことに特化すると、何も吸収しなくなる。
そうすると実習がいつまで経っても上手くならず、
「実習のしんどい時間」がいつまで経っても減らない負の連鎖。
つまり、「実習をしのぐ」ことを目的にすると、かえって「しのぎづらくなる」のだ。
実習の8割くらいの時間は真っ直ぐ向き合って、
自分が苦手な分野の時や、もうすぐ実習が終わりそうなタイミングの時に「しのぐ」くらいがちょうどいい。

これは実習に限らず大事
私はシノギシノギの実を食べた全身しのぎ人間だったが、
「しのぐ」事をやめて真っ向から努力し始めた途端、かなり楽になった
要因④ 指導者がしんどい
実習やめる人あるある、指導者に詰められがち。

私です
中には指導者側に問題があるケースもあるにはあるのだが、
指導者の指摘が真っ当であるケースも多い。
例えば私は、
- 実習の要領を得ていない
- 詰められている時も謎の言い訳や気の利いた相槌を打とうとする
という2点が原因となり、指導者に詰められまくったことがある。

詰められ過ぎて世界記録出すかと思った
で、その翌年度改めて領域実習にリベンジした際、私が行った対策は二つ。
一つは、指導者に対するコミュニケーション面の改善。上記のような「いらんことは言わない」。
そしてもう一つが、
「情報収集を徹底し、指導者の詰めに対してしっかりと返事をできるようイメトレ」することである。
イメトレの具体的なやり方
①「指導者なら、私の受け持ち患者の情報を見て、どう詰めてくるだろうか」をイメージ
②その質問に答えられるだけの情報を収集し、ノートにまとめる。
③詰めてくる指導者に対し返答できるよう、実際に口に出して返事を練習する。
④これを、「指導者に詰められる余地」がなくなるまで繰り返す。
慣れるまでは大変かもしれないが、
慣れてしまえば指導者に詰められても平気になるため、指導者もそこまで怖くなくなる。
むしろ「私に詰めてこい! 機序を理解してるから、余裕で回答できる!」という余裕すら生まれるし、
情報収集に軸が出来るので効率がよくなるし、
頭が良くなった気がするし、
情報が整理されて記録を書くのも物凄い楽になるので、
超オススメ。
人に物を教える、ということは暗記と理解が十分でないと出来ない。
逆に言えば、人に物を教えることができるようになれば、その物に関しては正しく認識・理解できている、ということになる。

このイメトレ方法は、実習初日の夜、情報収集の段階で行うのがおすすめ。
脳内指導者に詰められてみることで、どのような情報が必要かが可視化されるし、
受け持ち患者さんに関する情報の整理・理解がとんでもなく進む。
まとめ
ということで、看護実習でメンタルが限界になった四つの要因を見ていきました。
最後に、看護実習に立ち向かおうとするあなたへ。
すごい。
無理し過ぎないでください。
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